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東ティモールのフェアトレードコーヒー | Transeed Group

東ティモールのフェアトレードコーヒー


最近スーパーなどで東ティモールのフェアトレードコーヒーを見かけるようになりました。

現在流通している東ティモール産のフェアトレードコーヒーは何種類かありますが、当団体ではCCT(Cooperataiva Cafe Timor)のコーヒー豆を取り扱うことに決めました。その際にリサーチした、いくつかのコーヒーについて書いてみたいと思います。

1:CCT(Cooperataiva Cafe Timor:カフェティモール生産者組合)

当団体では、コーヒー専門商社様からCCTのコーヒーを仕入れることに決めました。

CCTは国際的なフェアトレード認証団体、FLO(Fairtrade Labeling Organization)の認証を取得しており、FLOの基準に基づいて規約の制定、組合代表の選出、全体会議、生産者が雇用する労働者の権利保護、などなどが行われます。FLOによる監査では会議の記録や会計書類が監査対象となり、個々の農家でのインタビューも行われます。さらにコーヒー豆を購入する際、コニュニティープロジェクトに使用するための支援金が追加で支払われます。(フェアトレードプレミアム)コーヒーは有機栽培によるもので、アメリカ農務省の有機認定を取得しています。

残念ながら仕入先の商社様はFLOに登録していないので、当団体で販売している製品自体にFLO認証は付きません。そのためハウスブレンドなどの認証製品と違って、FLOの運営に当てられる、kgあたり35円の認証関連費用は払っていません。

(CCTの場合、商社様はフェアトレードの基準について責任がなく、また仕入先でもありますので名前は控えます。ご了承ください)

2:コカマウ産(マウベシ農業協同組合)

特定非営利活動法人パルシック様が販売しているコーヒー豆です。有機JASも取得しています。パルシックはコーヒー生産者に対する技術支援などをされてきた団体です。パッケージされた商品はカフェティモールという商品名でスーパーなどに並んでいます。

ウェブサイトによると1kgあたり3.5ドルで生産者から買い取りをしているようです。(2011年)

生産組織の運営状況について確認するため、生産者組合の規約や会計についてパルシックに問い合わせてみました。それによると、コカマウの生産者組合の代表や会計は組合員の中から選挙で決定されるそうです。運営事項は会議で合意を得ているものであり、パルシックも内容を確認している、また会議内容や組織の実績は記録に残され、いつでも確認が可能、という返答を頂きました。

会計書類は各農家の持つ受領書と支払い帳簿の照らし合わせがパルシックにより行われているそうなので、監査機能も高い水準にあると思います。また生産者組合の規約やパルシックの支払い記録の一部を要約した書類も送っていただき、記録の公開に積極的な姿勢も感じました。

3:カフェ・タタマイラウ生産者組合
特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン様が販売しているフェアトレード・コーヒーです。2003年から東ティモールのコーヒー生産者の支援をしています。パルシックと同じく、こちらも有機JAS認証をとっています。

ピースウィンズ・ジャパンによると、カフェ・タタマイラウ生産者組合というのは現地の生産者によって運営されている組織ではなく、実際の運営はピースウィング・ジャパンが担っているそうです。そのため公平性について規定した組合の規約や、代表者を選出するための選挙、全体の農家を集める会合もなく、個々の農家から直接コーヒー豆を買い付けているそうです。この価格は生豆を購入した業者には公開されているということです。というわけで、上記のマウベシ農業協同組合やCCTと違い、ピースウィンズ・ジャパンがフェアトレードの主体的な生産管理・販売団体ということになります。

コーヒー豆の販売に関する会計や運営に関する記録は特に一般公開されていないそうです。これに関しては「個別の業者に対してこういった情報を公開するのはコスト、手間が掛かるため」ということでした。ただ、現在フェアトレード基準の構築や、FLO認証の取得を検討されているということでした。

いかがでしょうか?東ティモール産フェアトレードコーヒーと言っても、このようにいくつかの種類があります。

当団体は外部の監査があり、フェアトレード基準が明確に公表されているFLO認証を持つCCTを選びました。パルシックも監査を行っていますが買い付けたコーヒーを販売している団体なので、購入者の立場からすれば外部の認証組織であるFLOの監査の方が、監査の公平性という点で分があるように感じます。

逆に日本のNGOが販売しているコーヒーは、コーヒーやそれに関連した生産者への支援情報が、日本語で集めやすいのが利点だと思います。CCTは欧米の団体の支援を受けてきたので、英語の情報はかなりあるのですが、日本語の情報はウェブ上にもほとんど見つかりませんでした。

CCTのフェアトレード・プレミアムは、地域にある診療所の運営や、生産者の運営スキルのトレーニングなどに使われています。
参考:Cooperataiva Cafe Timor(Oxfamのレポート)

みなさんがコーヒーを選ぶ参考になれば幸いです。

当団体のコーヒーはこちらで販売しています。

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