世界の食生活水準を示した地図:Oxfam

Oxfam Internationalで各国の食生活水準を示した地図を見つけました。

 Good Enough to Eat Map →データ消えているようです。ここにもとデータがあります。追記2014/10/04

以下の4つの項目から、それぞれの国の食生活水準を測定しています。

・十分に食べることができる

・食事をするための経済的負担

・食生活の質

・健康的な食生活

各項目を総計して、125カ国中最も良い食生活ができる国はオランダだそうです。最下位はアフリカのチャド。食生活の水準が特に低い国は、かなりアフリカに集中しています。日本は21位です。先進国としてはあまり高くないですね。 それぞれの項目について見てみましょう。ちなみに詳しい集計方法はこちらに書いてありました。 各国の詳細データはここにあります。

・十分に食べることができる

1位:日本を含む先進国を中心とした27カ国 最下位の国:ブルンジ

栄養不良と体重が規定値に満たない子供の人口で測定しているようです。先進国は水準が高いのであまり差は出ていません。やはり全体として経済的に貧しい国ほど低い水準になっています。

・食事をするための、経済的負担の余裕

1位:アメリカ 最下位:アンゴラ

「食料価格の安定性」及び、「食料価格とそれ以外の製品価格の比率」で測定されています。日本は「食料価格とそれ以外の製品価格の比率」の数値がかなり悪いです。アメリカやヨーロッパはもとより、カンボジアよりも低い水準となっています。日本は外国に比べて、食料品が高い国という事になります。 日本にいるとあまり感じませんが、たしかにスーパーの野菜が高いと感じることは多いかもしれません。ファーストフード系の外食はヨーロッパなんかより安いと思いますが……。

・食生活の質

1位:アイスランド 最下位:マダガスカル

食生活の多様性と安全な水へのアクセスで測定されています。日本は安全な水へのアクセスは他の先進国と同程度ですが、食生活の多様性では一歩劣っています。これはヨーロッパやアメリカよりも低い水準となっています。日本人の口にする食材は、わりと偏っているのかもしれません。

・健康的な食生活

1位:カンボジア 最下位:サウジアラビア 肥満と糖尿病患者の数から測定しています。ここではカンボジアが1位にランクインしています。しかし上記の「十分に食べる事ができる」の項目では、カンボジアは最下位に近い低水準なので、十分な栄養が取れていないから肥満や糖尿病が少ないと捉えることができます。その意味で必ずしもこのランクは「健康的な食生活」の指標にはならないかもしれません。

アフリカや発展途上国での食生活の水準が低いのは知られた話ですが、日本がアメリカやヨーロッパより低水準というのは意外でした。途上国の水準改善に目を向けるのは当然かもしれませんが、日本が高い水準を維持していくことを考えるのも必要だと感じます。

Post Navigation